「お着物、虫干しされていますか?これからも御召し頂けるようぜひされてくださいね」
「わかりました。で、虫干しってどうすればいいですか?」
「はい……………少々お待ちください」
虫干し
最低でも年に1回は必要です。オススメは秋の衣替えの頃。これからですね!
なかなかきる機会もなく、タンスに仕舞われていると湿気によりカビが生えたり、シミが後から出てくる等よくありません。干すことで空気を通し、湿気や虫を払うこと、着物と向き合ういい機会です。
それでは一緒に勉強しましょう!
- まず天気。湿気を避けるためにも晴れの日が続きそうなときを選びましょう。
- 時間は10:00〜15:00に行います。この時間を過ぎますと色や型の変化につながります。
- そしてやはり直接の光が当たらないお部屋で陰干しです。窓を開け風通しよくしましょう。
- 着物用の長いハンガーはお持ちでしょうか?裏返しで干しましょう。
- ついでにタンスの引き出しも掃除し一緒に干しましょう。たとう紙も。
着物にシミが付いたら早めの処置をしないと大変です。
遅くなれば取れなくなることもあります。
大切な着物と長〜くおつきあいできるよう、虫干しして見つめ直してみてください♪