シミの構造

 

なぜシミが簡単に取れないのでしょう…

 

そのためにまずシミの種類・構造を知らなければなりません。

 

シミとは…シミの構造説明。黄変・発色・退色

時間が経つとこのような構造に変化します

シミの断面図

シミは単体で付いていることは殆どなく、複合して付着していることが多いようです。

 

上の図のようにシミは時間とともに分離し、酸素を吸収して変色を起こします。

 

油性の膜・水性の膜が時間とともに硬着し簡単に取ることができません。上の層から順番に除去していきます。

 

この順番を間違うとシミが定着してしまい取れなくなることもあります。

特殊シミ抜きの方法

①シミを調べ、薬品の種類や濃度を選定・調整します。
①シミを調べ、薬品の種類や濃度を選定・調整します。
②シミの構造の順番通り、シミを少しずつ分解していきます。
②シミの構造の順番通り、シミを少しずつ分解していきます。
③専用の機械ですすいでいきます。細かい作業のためポイントで作業します。構造順に膜を剥がすため、①〜③を何度か繰り返します。
③専用の機械ですすいでいきます。細かい作業のためポイントで作業します。構造順に膜を剥がすため、①〜③を何度か繰り返します。
④分解・すすぎで取れなかったシミは「変色」「退色」ですので復元再生加工へと移ります。
④分解・すすぎで取れなかったシミは「変色」「退色」ですので復元再生加工へと移ります。
⑤シミにより生地色を侵してしまった部分に専用の染料で色を調合し、手作業で染色していきます。
⑤シミにより生地色を侵してしまった部分に専用の染料で色を調合し、手作業で染色していきます。

シミ抜き方法や作業工程により「シミ抜き代金」が変わります。

 

シミ抜きのお見積もり・テストは無料です。

 

シミ抜きが困難なものは、テスト後金額、日数を電話連絡いたします。お客様より確認後作業をスタートいたします。