『虫干し』ってどうするの?

「お着物、虫干しされていますか?これからも御召し頂けるようぜひされてくださいね」

 

「わかりました。で、虫干しってどうすればいいですか?」

 

「はい……………少々お待ちください」

 

虫干し

 

最低でも年に1回は必要です。オススメは秋の衣替えの頃。これからですね!

 

なかなかきる機会もなく、タンスに仕舞われていると湿気によりカビが生えたり、シミが後から出てくる等よくありません。干すことで空気を通し、湿気や虫を払うこと、着物と向き合ういい機会です。

 

それでは一緒に勉強しましょう!

 

  1. まず天気。湿気を避けるためにも晴れの日が続きそうなときを選びましょう。
  2. 時間は10:00〜15:00に行います。この時間を過ぎますと色や型の変化につながります。
  3. そしてやはり直接の光が当たらないお部屋で陰干しです。窓を開け風通しよくしましょう。
  4. 着物用の長いハンガーはお持ちでしょうか?裏返しで干しましょう。
  5. ついでにタンスの引き出しも掃除し一緒に干しましょう。たとう紙も。

 

着物にシミが付いたら早めの処置をしないと大変です。

遅くなれば取れなくなることもあります。

大切な着物と長〜くおつきあいできるよう、虫干しして見つめ直してみてください♪